感染対策研修(後期)を行いました
感染対策委員会(後期:針刺し事故防止)研修会を実施しました
平成28年11月21日、25日 外部から講師をお招きし、感染対策委員会(後期:針刺し事故防止)
研修会を院内で開催致しました。
感染対策委員会では、全職員を対象に、半期ごとに研修会を開催しています。
テーマは次の2題、『院内感染対策と手洗いの重要性』と『針刺し事故防止対策について』
分かっているのだけれど、「ついうっかり…」「忙しかったから…」、そういった理由で、院内感染や針刺し事故を起こさないよう、繰り返し講義を聴き、再確認する機会を作っています。
今回のテーマは『みんなで考えよう!!医療事故防止対策(針刺し防止編)』
感染経路や針刺し切創の現状、各種予防策を改めて教わりました。
□ 血中ウイルス感染の感染経路として、針刺し切創、眼粘膜、口腔粘膜、あかぎれ、さかむけ等が
あがります。
□ 医師、看護師の3人に1人は、毎年、針刺し切創を経験しているのが現状。
医師に多く、次いで看護師、臨床検査技師に多い。
□ 針刺し件数が多いのは縫合針。特に手術室での針刺し切創が多い。
□ 「器材を使用中」、「処置の合間」、「リキャップ時」、「使用後廃棄まで」、「廃棄容器関連」での場面に感染のリスクがある。
□ 針刺し切創が起きない、起こさせないために
①整理整頓 ②患者さんへの声掛け ③情報確認(感染制御)
④作業前の点検 ⑤慌てない、一呼吸おく ⑥正しいトレーニングを行う
⑦針専用廃棄容器(携行品を含む)の活用、満杯になる前に交換 など
感染対策委員会研修会は、院内感染対策、医療機器に係る安全管理のため、医療機器の安全使用のための研修会です。
このたびの研修会により、針刺し切創に対して一人一人が意識をもって、鋭利なものから身を守るよう実践していこうと再認識しました。
今後とも、院内感染対策のための体制を確保し、医療安全にも繋げて参ります。