院外講演活動リポート 3
「肩・足首の超音波診たて」について講演を行いました。
広島プライマリケアセミナー <超音波スキル最前線 第2弾>
開催場所:三井ガーデンホテル広島 3F白鳳の間
19:00〜20:00 ワンポイント講座
第1部「腸管の超音波診たて」
講師:吉島病院 消化器科医長 松村俊二先生
第2部「肩・足首の超音波診たて」
講師:シムラ病院 整形外科,診療部長 池尻好聰
20:15〜 実技講座
2月4日(木)に開催されたこのセミナーは、プライマリケアに関わる開業医の先生方を主な対象としたセミナーで、当院の医師も講師として参加、ワンポイント講座と実技講座の2部構成で催されました。
診療後の時間ではありましたが、約50名もの参加がありました。
第1部では腸管の観察の仕方を教えていただきました。
診療中は少ない時間で効率よく観察することが求められますが、関心領域だけ診て終わるのではなく、その前後までしっかり追っていくことが大切と教えていただきました。
第2部は整形分野の観察の仕方。当院の 池尻 好聰 (整形外科医、診療部長)が担当しました。
今回参加された先生方で整形分野の超音波診断をされたことがある方は非常に少なかったですが、実際の観察画面を映し出しながらの講演は非常に分かりやすく、先生方の興味を引いたようでした。
実技講座では、講師の先生の指導の下、実際にプローブを当てて観察の仕方やコツを伝授。どの先生方も、楽しくかつ真剣にレクチャーを受けておられました。
池尻先生曰く、肩と足関節は、超音波(エコー)で診るのが得意なところです。超音波(エコー)により、可視化ができ、リアルタイムに画像の観察ができます。また、曲げ伸ばしをして動かしながら様々な方向から診ることができますので、あてれば、あてるほど様子が掴めます。
超音波(エコー)は、手軽に使用ができます。皆さんも是非、ご使用されてみてはいかがでしょうか。という提案をされ話を締めくくられました。
(記:中川)