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放射線科2022

 放射線科

  シムラ病院の放射線科   撮影装置のご紹介
  よくあるご質問   
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■ シムラ病院の放射線科

 当院の放射線科では、診療放射線技師 5名で、CT、MRI、造影検査、単純撮影(レントゲン)、マンモグラフィ、ポータブル撮影、骨密度測定等の検査と、撮影装置、PACS装置の保守管理を担当しています。

■ 検査を行う上で大切にしていること

私たちは、必要とされたタイミングで、診断に有用な質の高い画像を、迅速に提供します。
私たちは、常に適切な検査が安定して行えるよう、設備および環境を整備しておきます。
私たちは、患者さまに安心して検査を受けていただくために被曝の低減に努めます。
私たちは、検査を行う際には苦痛や不安をできるだけ取り除く努力をします。
私たちは、適切な検査を行うための情報収集に力を惜しみません。
私たちは、自分たちの仕事に誇りをもって取り組みます。

 

私たちは検査以外の場で患者様と接することはあまりありませんが、
検査を通して患者様に安心を届けたいと日々思っており、それが私たちの喜びであり、力となります。

 

撮影装置のご紹介

  放射線科で活躍している装置についてご紹介します。

 X線CT装置(2022年5月導入)

診断に役立つ画像を、いかに迅速に提供するか、など常に考えながら撮影しています!

16列→80列CTにり、静止困難な方でも詳細な画像を短時間で得ることができるようになりました!

 

 MRI装置(1.5T)

検査に対して不安を感じている方でも安心して受けていただけるよう、日々努力をしています!

気になることがあれば、診療放射線技師まで、お気軽にお声掛けください!

 一般撮影装置(通称:レントゲン)

体調不良やけがをしてこられた方に対し、出来るだけ苦痛や負担の少ない撮影を心がけています!

 

 乳房撮影装置(マンモグラフィ)

女性の【検診マンモグラフィ撮影認定技師】がすべての撮影を担当します。安心して検査を受けてくださいね!

 ポータブル撮影装置

病室で、手術室で、必要とあればどこにでも駆けつけて撮影します!

 

 X線TV装置(2016年11月導入)

消化器検査から整形分野では長尺・断層撮影まで多方面で活躍する高機能選手!

 骨密度測定装置

当科での最年長選手。出番は少なくなりましたが、精度の良い装置です。

 

 骨密度測定装置(2016年9月導入)

腰椎と大腿骨で測定できる最新鋭かつ高性能な装置です。

 HR-pQCT(2017年2月導入)

抹消骨用高分解能CT。高い空間分解で海綿骨と皮質骨の微細構造評価が可能。骨折後の骨吸収〜骨形成が視覚的に評価出来るという医師待望の装置です!

 

 撮影室の風景

ここ以外にもたくさんのPC,ディスプレイが並んでいます。それぞれの役割を使いこなすのも我々の仕事!

 

 

  

■ よくあるご質問

  Q1.何度もエックス線検査を受けていますが、大丈夫なのでしょうか。

  Q2.子どもは放射線の感受性が高いと聞くので撮影をするのが心配です。

  Q3.検査を受けた後に妊娠がわかったのですが、どうしたら良いですか。

  Q4.撮影した画像が欲しいのですが。

 

Q1 何度もエックス線検査を受けていますが、大丈夫なのでしょうか。
A1

医療で用いられる放射線には受けられる線量の上限がありません。それは、上限があると、病気を診断出来なかったり、適切な治療を受けられなくなるといった、患者自身にとって大きな不利益を生じる可能性があるからです。

医師は患者を診察し、被ばくのデメリットを考慮してもその診断に必要と判断した場合に検査を出しています。複数の種類の検査を短期間の間に行ったり、同じ検査をくり返し行うこともありますが、病気の診断時に用いるエックス線撮影では、受ける放射線の量がごくわずかですので、通常は心配はいりません。不安がある場合は医師からよく説明を受けて、その必要性が納得できましたら安心して検査を受けて下さい。

※妊娠の可能性のある女性については、放射線を利用しない検査を第一選択とします。事前に医師にご相談ください。

Q2 子どもは放射線の感受性が高いと聞くので撮影をするのが心配です。
A2

エックス線検査は、撮影することにより得られる情報(メリット)が、エックス線被ばくによる影響(デメリット)を大きく上回るときに利用されます。また、一般的な検査であれば、現在行われている程度の放射線で影響が出たというケースはありません。不明な点などあれば医師からよく説明を受けて、その必要性が納得できましたら安心して検査を受けて下さい。

当院の技師は、より安心して検査を受けていただくために、①適正量の線量を用いた撮影(診断出来る必要最小限の量)。②適切なエックス線防護(撮影体位やプロテクターの使用)。③子どもさんに恐いと感じさせない撮影(親御さんの協力もいただきながら)、を常に心がけています。

Q3 検査を受けた後に妊娠がわかったのですが、どうしたら良いですか。
A3

本当に心配ですね。妊娠中に大量の放射線を浴びると胎児に影響が出ることが報告されています。妊娠中の被ばくを考えるときは、被ばく時期と被ばく量が重要になります。すべての検査において撮影の記録を残していますので、まずは落ち着いて病院にご連絡下さい。リスク計算を行い分かりやすく説明を行うなど、安心して出産が出来るよう協力させていただきます。

通常、腹部や股関節など胎児が放射線を浴びる可能性が高いエックス線検査でも、単回の検査で影響が出る程の線量を浴びることはありません。不安に思われることがありましたら、いつでも医師や診療放射線技師に納得がいくまでご相談下さい。

Q4 撮影した画像が欲しいのですが。
A4

有償にてご提供することが出来ます。外来受付までご依頼ください。

CD-Rとフィルムでご提供できます。費用については外来受付にお問い合わせください。複数検査を1枚のCD-Rに納めることも可能ですが、画像数によっては複数枚でのご提供となります。必要枚数により費用が異なりますので、金額をお伝えするまでにお時間をいただくことがあります。また基本的に後日渡しになりますのでご了承下さい。