一般撮影検査(レントゲン検査)
一般撮影検査というと馴染みがないかもしれませんね。レントゲンといえばお分かりになるかもしれませんね。
レントゲンは放射線診断の基本となる検査で、エックス線を使って、体の中の骨や臓器を最も手軽に画像情報として得ることができます。
CT検査等と違って、情報が少ないと思われがちですが、実は非常に多くの情報がそこにはあります。被ばく線量が少ないこと、超短時間で撮影できることも大きなメリットの一つです。
初期検査だけでなく、フローアップにも欠かせない検査になります。
検査は大きく二通りに分かれます。
【非荷重撮影】:基本的に寝た状態など、体重をかけない状態で撮影をします。
【荷重撮影】:基本的に立った姿勢で撮影をします。重力を受けた状態での骨やレイアウトの変化を観察でき、痛みの原因検索に役立ちます。
当院では、積極的に荷重撮影を行うことで、非荷重撮影では見落とされがちな変化をよりはやく見つけ、治療につなげています。
放射線を使用する検査になります。妊娠の可能性のある方は、必ず事前にお伝えください。
患部に痛みがある場合は、ぜひ教えてください。
痛みの原因がわかりやすい写真を提供するために重要ですし、痛みの少ない撮影を行うためにも大切な情報です。
撮影体位について
必要により、立って、座って、寝ころんで撮影など、体位の変更をお願いすることがあります。それぞれ患部の状態を詳しく観察するために大切ではありますが、その体位が辛いと思われる場合は、ぜひ遠慮せずに教えてください。あなたのその時の状態にあった適切な撮影をできるだけ行いたいと考えています。
痛みなどで思うように動けない場合や、検査に不安がある場合なども、できる限りサポートさせていただきますので、遠慮無くお伝えください。