→ 薬剤科の紹介 | → 業務概要 | → Google施設内ツアー |
部署紹介TOPへ戻る |
■ 薬剤科の紹介 |
|
■ 業務概要 |
薬剤科の業務についてご紹介します。
調剤室 | ||
|
||
注射薬室 |
注射薬の調剤方法には、病棟ごとに一日分の注射薬をまとめて払いだす「箱渡し」方式と、医師の処方箋に基づき一人一人の患者さんごとに注射薬をまとめてセットする「一本渡し」方式があり、当院では「一本渡し」を行っています。 |
麻薬管理 |
医療用麻薬は、全身麻酔手術時や手術後の痛み、がん疼痛、その他の激しい痛みに対して、また検査時の鎮静目的などで使用されます。 麻薬管理は、法令に基づき、購入から保管、払い出し、使用確認、残薬の処理まで病院内の医療用麻薬の管理を行っています。 また、激しい痛みの治療には、効き目が強い医療用麻薬の使用が必要です。 麻薬と聞くと不安に思う方もいらっしゃるでしょうが、痛みのある人に適切に使用されれば安全で効果的なお薬です。 医療用麻薬の適正使用に関する情報提供を行い、痛みで苦しんでいる方の疼痛緩和に貢献できるよう努力しています。 |
薬品情報室 |
医薬品は有効性と副作用を十分確認した上で発売されます。 しかし、発売後、多くの患者さんに使用されることにより、それまで分からなかった副作用が発見されたり、新しい効果が認められることがあります。 多くの文献からこれらの情報を収集、整理して医師、看護師に提供し、薬物療法が適正に行われるよう協力しています。 |
薬剤管理指導 | ||
|
医薬品管理 | ||
|
注射薬の管理・無菌調製 |
◆ TPN(高カロリー輸液)の管理・無菌調製 TPNとはTotal Parenteral Nutritionの略で、食事が摂れない患者さんに十分な栄養を注射の形で補給する方法です。 十分な栄養を投与するため、身体の中心部にある太い静脈(中心静脈)から投与する必要があります。 近年では必要な栄養素の大部分を含んだ便利なキット製剤が汎用されていますが、当院では既製品で対応しづらい疾患のTPNを医師から依頼を受け、クリーンベンチ内で無菌的に細心の注意を払って調整しています。
◆ 化学療法の管理・無菌調製 抗がん剤は身体を構成する「細胞」に影響を及ぼすものが多く、投与を受ける患者さんの副作用への配慮と同時に、薬剤を取り扱う者への配慮も大変重要です。また、血管内に直接投与される注射剤は無菌であることが求められます。 そこで薬剤科では無菌性と調製者の安全性が担保される安全キャビネットを用いて抗がん剤の調整を行っています。 また、調整の際には投与量や投与間隔のチェックを必ず行い、抗がん剤による治療が安全に正確に行えるよう支援しています。当院では平成24年3月に安全キャビネットの設置に伴い、抗がん剤の無菌調製を始めました。 また、平成26年3月から閉鎖式ルートの採用に伴い、より安全かつ衛生的に調整・投与が出来るようになりました。
|