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活動・取り組み
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ピンクリボンdeカープ2015

ピンクリボンdeカープへの参加

 先日、5月 17日(日)ZoomZoomスタジアムにおいて開催された、カープ対横浜DeNAベイスターズ戦。

今年も広島東洋カープ球団の全面協力、協賛企業やボランティアスタッフの支援をいただきながら「ピンクリボンdeカープ」が開催されました。

ひとりでも多くの方に乳がん早期発見の大切さを知っていただくために行われるこのイベントも今年で9回目。総勢 235名の各方面からのボランティアの協力のもと盛大に行われました。

 

今年当院は、ピンクリボンdeシムラ病院と銘打って、院内でもキャンペーンを張ってみました。

また、当院の放射線技師が、実行委員 兼 当日ボランティアとして、県内の技師6と共にイベントに参加し、『かば広場』にてマンモグラフィ検診や実機体験のコーナー、触診指導などを担当。立ち寄って下さった方々が熱心に聞いてくださることを嬉しく思いつつ頑張ってきました。


 
その他のブースでは、事前申込みによるマンモグラフィ体験検診、協賛グッズの販売、骨密度測定、また、総勢101名の安田大学学生による場内パフォーマンスなども行い、それぞれが自分たちの出来ることで、ピンクリボン活動の輪を広げるべくPRしてきました。

 

 
『仕事が忙しくて』『自己検診してるから大丈夫』『すごく痛かったからもうしたくない』・・・
検診を受けない理由はさまざま。
広島市の検診受診率は 36.4%(H25年度)。全国平均の 25.5% よりは高いものの、多くの方が検診を受けずに過ごされています。受診率向上のため、無料クーポンの配布も行われていますが、H25の利用状況は 23%。
一方、生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在 12人に1人と言われています。他人事ではないかもしれません。

触診では見つからないような5mm以下のがんも、マンモグラフィ(乳房専用のX線撮影)で見つけることが可能です。早期のうちに見つけて、早く治療を開始することができれば、治癒が見込めます。
そういったことをできるだけ多くの方に知っていただいて、自分と自分の大切な人のために検診を受けてみようかな、と思っていただければ今回のイベントは成功かなと思います。

 
こういったイベントだけで、すぐに結果が出ることはないかもしれませんが、少しずつ少しずつ理解の輪が広がり、早期発見、早期治療に向かえる人が一人でも増えるといいなと思いながら、球場をあとにしました。